Hitomi Nariai Fluffy Sculpture Exhibition

JULY TREE、いよいよ今年最後となる展示は、そのインスタグラムが内外のアーティストを中心に話題となり注目を集め、次世代型シンガー・ソング・ライター大比良瑞希のアルバム『Little Woman』のジャケットや俳優の竹中直人、山田孝之、齊藤工が3人で共同監督を務め、漫画家・大橋裕之の原作を映画化し話題を呼んだ『ゾッキ』をはじめ映画、CD、配信時のジャケット、MVメディア等への作品提供・美術協力なども幅広く手がける、ぬいぐるみ作家、成相瞳（なりあいひとみ）！

キュートなテディベアに端を発し “裁断された布を縫合し、綿などを内部に詰め、動物やある特定のキャラクター等に似せて成型したもの”というぬいぐるみの極めて曖昧な既成概念を敢えて逆手に取り、近年では特殊メイク · クリーチャー・デザイナーズの巨匠リック・ベイカーにシンパシーを感じつつ、もはやぬいぐるみというよりも、彫刻に近いイメージで作品を制作することに執心しているという。

一見、石膏の彫刻のように硬質だが、実際に手を触れてみるとふわふわなぬいぐるみであるというパラドックス。

単純に可愛いだけではない”ぬいぐるみ彫刻”とは一体何なのか？

そんな問いをはぐらかすかのように”ふわふわの彫刻”を意味する“Fluffy Sculpture”をタイトルに冠した成相瞳による初のギャラリーでの単独展示『Hitomi Nariai Fluffy Sculpture Exhibition』を開催いたします。

可愛いものも、おかしな生物も、小さいものも、巨大なものも、ひとつに決められない成相瞳の世界。これまで制作してきた作品からこの展示のために制作された新作まで一堂に観ることができる貴重な機会をお見逃しなく。