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ADDIS PABLO PRESENTS

TRIBUTE TO AUGUSTUS PABLO

Rockers International 51st year anniversary

pop up & photo exhibition & Additional

 

1999年5月18日に若くしてこの世を去ったROOTS & DUB REGGAEの代名詞の一人Augustus Pablo!その長男Addis Pabloが7月13日より日本ツァーを行うことが決定、同ツアーのタイトルは”TRIBUTE TO AUGUSTUS PABLO”であり、同時にAugustus Pabloが主宰したレーベルRockers Internationalの51周年の新たな旅路を祝うものです。

 

そこでJULY TREEでは、そのツァーの趣旨に共鳴し、現在の様々な音楽シーンに影響を与え、ジャンルを超えて今なお愛される唯一無二の天才、Augustus Pabloの功績を称え、ADDIS PABLO PRESENTS TRIBUTE TO AUGUSTUS PABLO  Rockers International 51st year anniversary pop up & photo exhibition & Additionalここにを開催いたします!

 

今回はpop up & photo exhibition & Additionalと題しまして、Rockers InternationalやAddis Pablo関連グッズ、DUB STOREによるRockers International関連音源、若き日のAugustus Pabloとダブの発明者として知られるKing Tubbyの邂逅に言及したele-king books刊行『キング・タビー――ダブの創始者、そしてレゲエの中心にいた男』の販売、往年のAugustus Pabloの勇姿を活写されてきたカメラマン、菊地昇、石田昌隆、仁礼博によるAugustus Pabloのポートレイトの展示販売、さらにOVERHEAT MUSIC代表であり、OVERHEAT RECORDSプロデューサー、雑誌『Riddim』発行人として生前のAugustus Pabloと深く親交されてきた石井”EC”志津男の協力によるAdditional:The Memories of AUGUSTUS PABLOと題したAugustus Pabloゆかりの品々の展示をいたします。

 

そして会期中にはAddis Pablo本人を招いてのイベントも開催!

7月15日にはAddis Pabloのサイン会とDJによるオープニング・レセプションとしてのウエルカム・パーティ!

さらに7月19日にはAddis Pablo+ゲストとして生前のAugustus Pabloと深く親交され、上述のようにAugustus Pabloゆかりの品々の展示で協力頂いた石井”EC”志津男、そして当時のAugustus Pabloを撮影された写真の展示で協力頂いた石田昌隆、両氏をゲストにお招きしAddis Pabloを中心にAugustus Pabloついてお話頂くスペシャルなトークショーとAddis Pabloによるミニ・ライヴが決定!

早くに夭折した父、Augustus Pabloの思いを継承するメロディカ・キーボード奏者でレゲエミュージシャン、作曲家でプロデューサーでもあるAddis Pabloプレゼンツによる、またとないこの機会を是非、お見逃しなく!

 

<展示情報>

ADDIS PABLO PRESENTS

TRIBUTE TO AUGUSTUS PABLO

Rockers International 51st year anniversary

pop up & photo exhibition & Additional

2024.7.15(mon)~7.25(thu)

詳しい営業日時はカレンダーをご参照ください。(文末に添付)

 

<イベント情報>

2024.7.15(mon)

サイン会+DJ

出演:ADDIS PABLO

START:18:00

ENTRANCE FEE:\1,500+1drink

 

2024.7.19(fri)

TALK & MINI LIVE

出演:ADDIS PABLO

TALKゲスト:石井”EC”志津男、石田昌隆

START:19:00

ENTRANCE FEE:\2,000+1drink(定員20名、要予約)

お申込み方法:こちらのインスタグラムDMにてお名前と人数をお伝えください。

 

〈店舗情報〉
JULY TREE(ジュライ・トゥリー)
住所:153-0042
東京都目黒区青葉台4-7-27 ロイヤルステージ01-1A

 

 

 

Addis Pablo: プロフィール

メロディカ・キーボード奏者でレゲエミュージシャン、作曲家でプロデューサーでもあるAddis Pablo。ルー ツレゲエの代名詞の1人でダブの先駆者であるAugustus Pabloの息子である。

早くに夭折した父と過ごした日々の中で父の創作活動過程を目の当たりにしてきた事を基に、2005年に父親の作品を練習し始めてメロディカとキーボードにおいて自身の音楽スタイルを発見し始め、2010年にはそのキャリアをスタートさせた。

2013年からは多数のヨーロッパの主要フェス、日本を含めたアジア、アメリカ、メキシコやプエルトリコをツアーして、2014年にEarl 16などのベテランゲストアーティストを迎えて録音したデビューアルバム“In My Fathers House”をリリースした。

 

その後Chronixx、Protoje、Masicka、Shanique Marie、Mr.Williamz、Lila Ikeなど沢山の新時代作曲家達とも一緒に仕事をして、ダンスホールのジャンルのアーティストも含む多種のスタイルのレゲエ楽曲でフューチャーリングされている。

 

2020年にはグラミー賞ノミネートの複数アルバム(Julian Marleyアルバム、“As I Am” そして “Sly and Robbie vs Roots Radics”)でもフューチャリングされた。Vogueの “Trench Town Rock: Portraits of

Reggae’s Rising Stars”特集やSupremeのHohner Melodica collaborationといった世界的な巨大メディア・雑誌でも取り上げられている。

 

2022年5月にドロップした2枚目のアルバムLPの “Melodies from the House of Levi”は自身の成長と音楽的成長を示すものになった。

父、Augustus Pabloが創立したRockers International Labelの51周年である今年2024年は、

その歴史の新たな歩みを刻み始める為に父の誕生日である6月21日のロンドンの老舗クラブ Jazz Cafe でのAugustus Pablo Tribute Showを皮切りに アディスは日本ツアーで

FUJI ROCK FESTIVALを始めとした8公演をおこなう。

 

 

 

 

 

Augustus Pablo: プロフィール

 

それを単なる子供の学習用器具と思い込み、ほとんどのプロデューサーが歯牙にも掛けなかったメロディカを操るホレス・スウェイビーの才能を1971年に見出したのは、キングストンのレコード店/レーベル《アクエリアス》を運営していたハーマン・チン=ロイだった。その初セッションで、パブロはシンボリックな“ファー・イースト・サウンド”の原型「East of the River Nile」を吹き込んでいる。1953年生まれの彼は、すなわち10代にして既に、ルーツ・ロックのリズムにメロディカの音色を融合させた東洋的イグゾティシズム漂う独自のスタイルを創造していたことになる。また、“オーガスタス・パブロ”という名前は元々チン=ロイが複数の演奏家にあてがってきたお気に入りの架空人名だったが、それを自身が“発見”した魅惑的なメロディカ奏者に永続使用させることにしたものだ。

 

 以後オーガスタス・パブロとなったホレス・スウェイビーは数々のレーベルから引く手あまたとなり、クライヴ・チンの《インパクト!》レーベルでの「Java」をはじめ各所に名曲を多数録音することになる。しかしメロディカの儚い響き、マイナー・キーのヒプノティックなコンポジション、それらとダブの相性に在るポテンシャルを見てとり、パブロのシグネチャーとなる“ファー・イースト・サウンド”を完成に導いたのがキング・タビーだった。タビーと組んだ「King Tubby Meets (the) Rockers Uptown」は74年/75年に米《マンゴ》/英《アイランド》からリリースされたが、それは原曲(ジェイコブ・ミラー「Baby I Love You So」)をB面に追いやり、初めてダブ・ミックスがシングルのA面になった曲と言われている。同曲およびフル・アルバム『King Tubbys Meets Rockers Uptown』(1976)は、過去最も優れたダブ作品としての誉れ高いものだ。

 

 兄のガースとオペレイトした自身のサウンド・システムから命名された《ロッカーズ》を筆頭に様々なレーベルを運営し、自己名義作のリリースと平行してジェイコブ・ミラー、ヒュー・マンデル、テトラック、ジュニア・デルガード、デルロイ・ウィリアムズ、ヤミ・ボロら大勢のアーティストのプロデュースや若手の育成にも努めてきた。ルーツ・レゲエ全盛期70年代の楽曲とプロデュース仕事がとりわけ評価が高いが、晩年の90年代に至ってもそのひらめきは衰えず、『Blowing with the Wind』のような傑作を残している。

 

 若い頃から身体の不調に悩まされ、後年は神経疾患、重症筋無力症に苦しみ、肺虚脱や悪性腫瘍にも冒されていたと伝わる。しかし自分の作品のプロデューサーには〈ハイレ・セラシアイ〉とクレジットし、自身は“コ・プロデューサー”に過ぎないと主張し続けた彼は、身体に刃物当てるべからずという聖書を根拠とするラスタの戒律から切開手術を受けることはおろか西洋医学の一切を拒絶し、自然療法とハーブで闘病していた。1999年、45歳の若さで逝去。(鈴木孝弥)