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「心がいつも平和であればいい。

そうはいかないので絵を描いてみる。文章を書いてみる。音楽を奏でてみる。ものを作ってみる。

インナー・ピースは、自分から生まれてきた自分の一部です。

絵は生活や言葉の延長であり、ごく私的なものにもかかわらず、つい人に見せることを考えてしまう。どこから来たのかもわからないのに、生まれてきた意味が必要になってしまう。ものが生まれてくるのは誰も触れられない場所であり、他者と分かち合うことが約束されています。」

Ami Katori

 

 

幼少期、保育士が描いたセーラームーンの模写を目にし、何もない紙の上に新たな世界が立ち上がる瞬間に衝撃を受け絵を描き始めたAmi Katori。美術系の高校進学、美大を経てはれてフリーイラストレーターとなるも、絵を仕事にしてしまったことで個性を捨てて社会で役に立つためだけの手法を身につけるにつれ、本来の絵に対する自分自身の楽しむ心とバランスを失い、仕事以外で絵を描くことができなくなってしまったという。そんな自身の絵を描きたい!という初期衝動を求めて彷徨うスピリチュアルな葛藤の日々の中で拾い集めた小さな断片をつないでいくことで、Ami Katoriは再び描くための小さな糸口を探っていく。

今回初の個展となる『INNER PIECE(インナーピース)』は、そんな身動きがとれなかった時期にAmi Katoriが自分のためだけに描き、捨てずに残しておいた作品たちに加え、無酸素の中で新たな呼吸法を導き出すかのように描かれた新しい作品による、彼女自身を構成する小さなピースを集めたドキュメントである。

本展示では、Ami Katoriがスピリチュアルな葛藤の日々から再び描き出すまでの過去10年間に生まれた様々なピース、鉛筆やペンで描かれた小さなドローイングやラフスケッチ、アクリルで描いた新作の絵、下絵のような線画からクリスマスのためにいつかの12月に毎日描いた絵、コロナ禍で描いた絵日記、アナログの絵など、手法もサイズも様々な作品が一同にならびます!!さらに作品に加えて、自費出版による占いと絵をミックスしたキュートなイラストのオラクルカードも販売。

 
また肌寒くなってくる秋の夜長です、展示より楽しんで頂くために、Café des soleilsオーナーAkemiによるポップアップ、フランス中世から受け継がれる本場のスパイスワイン「hypocras(イポクラス)」の試飲会も開催予定(11月8日、9日の2日間)!何だか初めて聞く名の美味しいワインを1杯ひっかけながらAmi Katoriの世界を堪能しませんか?
 

 

■展覧会情報

香取亜美個展 「インナー・ピース」 INNER PIECE Ami Katori Solo Exhibition

会期:11月04日(火)~11月18日(火)

営業時間:14:00-19:00

店休日:11月6日(木)11日(火)12日(水)

 

■イベント情報

Art and Culture Pop Up Time ~Cafe des soleils~(スパイスワイン”イポクラス” 試飲会)

日時:11月8日(土)9日(日)16:00-19:00

フランスローヌ地方にかつて住んでいたカフェオーナーAkemiによる、ヨーロッパ中世スパイスワイン”イポクラス”2日間限定試飲会。展示スペースの一角にてご来場の皆さまへ一杯ワンコイン500円で提供(なくなり次第終了。)※先着順数枚限定ポストカードプレゼント&ご来場者限定サービスあり。

Instagram:@soleils.francoise

 

 

 

■Ami Katori(アミ カトリ):プロフィール

Instagram: @ami_katori

 

東京生まれ。幼少期に出会った保育士さんが書いてくれたセーラームーンの模写を目にした影響で絵を始める。武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科卒業。制作会社に勤務したのち、2016年よりフリーランスイラストレーターとして書籍、Web、パッケージなど様々な媒体で活動。近年は趣味の占いと絵をかけ合わせた活動もしており、独自のオラクルカードを制作する。タッチを固定しないスタイルで内省的な描く。幼少期は押井守、庵野秀明、 高橋留美子、宮崎駿などアニメや高橋留美子をはじめとする漫画、大島弓子、川原泉、竹宮惠子など少女漫画からも影響を受ける。また邦楽では荒井由美、アニメや映画のサウンドトラックをよく聞いておりCOWBOY BEBOPの音楽を作曲した菅野よう子を敬愛する。大学時代、没後マイケル・ジャクソンにハマる。現在はR&Bやダンスミュージックを愛聴。