ECHOES~A Post-Punk Mixtape Yoichiro Ito Art Exhibition
内外を問わず様々なミュージックシーンで評価を博し、Natural Essence, AKAKAGE等の名義での活動でも知られる音楽家、伊藤陽一郎(いとうよういちろう)!
2018年、突如絵画に目覚め2019年の原宿 kit galleryでの初個展”NEW FACE”を皮切りに、画家としても精力的に作品を描き続け、もはやミュージシャンのサブワークに留まらない画家としてアートシーンでも高い評価を得る伊藤による”Post-Punk”をテーマにした個展『ECHOES~A Post-Punk Mixtape』Yoichiro Ito Art Exhibitionを開催いたします。
ポスト・パンクとは70年代のパンク登場後に、イギリスのラフ・トレードを始めとするインデイーレーベルを中心にその流れを引き継いだムーヴメントであり、現代のオルタナティヴにも繋がるような実験音楽、ダブ、ファンク、スカ、レゲエなど、様々な音楽ジャンルを飲み込んだシーンの総称です。
近年、ザ・ポップ・グループ、リップ・リグ&パニック、デルタ5、Glaxo Babies等に代表される往年のポスト・パンク・アーティストに魅了されて止まないという伊藤が今年の6月、高円寺 BLANKでの個展『追憶の不文律』開催時のBGM用に制作したDJ MIX “Echoes: A Post-Punk Mixtape”に収録した20曲のポスト・パンク・チューンを流しながら、『この楽曲自体をテーマにした作品を描いてみたら面白いのでは?』という斬新なアイディアを発端に書き下ろされた全て新作による作品展となります。
ジャケットからインスパイアされた作品は言うまでもなく、詞やメロディー、タイトル等からインスパイアされた作品もあり、ドローイングからコラージュまで作風は様々ですが、ポスト・パンク・マインドを内包した、まさに音楽可視化したかのような鮮烈でイマジネイティヴな数々の作品による素晴らしい展示をお楽しみください。
*それぞれのインスパイアされた楽曲を聴きながら作品を鑑賞して頂けるようQRコードも用意いたしました。
伊藤陽一郎/Yoichiro Ito:プロフィール
多摩美術大学在学中よりサンプリングを主体とした作風で音楽活動をスタート。Natural Essence, AKAKAGE等の様々な名義でのProduce, Remix作品、個人名義でのDJ MIX CD等多数リリース。一方、2018年秋頃に突如絵画に目覚めて以来、毎日描き続け2019年末には初個展”NEW FACE”を原宿 kit galleryにて開催し高評価を得た。作曲と絵画を同時に作業する独特のスタイルで、現在も作品を創り続ける日々。2022年は8月に開催された「Tiny Art Shop展」では展示作品が完売するなど、画業に於いてキャリアを重ねる一方、秋にはカルメラ、なかの綾、ロボ宙とのプロジェクトによる7インチ「女になって出直せよ/ムーンライト」(配信あり)をリリースし即完売となった。2023年は、音楽ユニットとのLIVE共演やいくつかの個展など、多方面に創作し続けている。
■展覧会情報
『ECHOES~A Post-Punk Mixtape』Yoichiro Ito Art Exhibition
会期:10月27日(金)~11月19 日(日)。
詳しい営業日時はSNSをご参照下さい。
会場:JULY TREE(ジュライ・トゥリー)